お問い合わせ
放課後等デイサービス ホップステップ

運動療育とは

Physical Therapy

学習能力の向上に効果があります!

ハーバード大学ジョン・レイティ博士の研究から学ぶ、当施設の運動療育の取り組み

「脳を鍛えるには運動しかない」という書籍をご存知でしょうか? 当施設の運動療育はこの著者の作者ハーバード大学のジョン・レイティ博士の提唱する理論に基づき、取組んでいます。 ジョンレイティ博士によると、運動は、脳を細胞レベルで活性化させ、気持ちを落ち着かせ、集中力を高めることにより、学習機能を改善させることを主張されています。
運動の結果、子供の成績が上がることが証明されました。 運動により、脳内で神経栄養因子(BDNF)や神経成長因子(IFG-1)が生成され、脳神経回路を強化し、学習機能が高まるとのことです。 当施設では、様々な種類の運動プログラムを行い、楽しみながら脳を活性化させていくことをねらいとしております。

社会性、協調性の向上を目指します!

運動を通じて絆を深め、心身のバランスを追求する当施設のアプローチ

他のお子様と一緒に運動やプログラムに取り組むことで協調性が芽生え、社会性の向上が見込めます。
お子様自身が「できた」という喜びや達成感を感じる事で、自己肯定感に繋がるのも運動療育の利点です。
ストレス発散にも効果的で、ADHDなどの障害特性でじっとしているのが苦手なお子様などは、机に座って行う療育などが精神的な負担となる事もあります。
さらに運動をして体が適度に疲れることで、夜に眠りやすくなるなど、生活リズムを改善する副次的な効果も期待できるでしょう。
また、日々の運動療育において脳からの指令を改善し、体の筋肉を上手く動かせるようになるプログラムも取り入れています。



【感覚】【空間認知能力】発達を促す

例えば、見本(お手本)の動きを見て真似をする、音楽を聞きながら動くなど、目(ビジョン)と手足、耳と手足などを一緒に動かす体操などは、感覚統合に効果的です。脳に刺激を与えることで様々な感覚が正しく機能できるよう導きます。
また、LD(学習障害)があるお子様にも運動療育はお勧めできます。LDは「見る力」が弱いケースが多くありますが、これは「視力」の事ではありません。
空間認知に代表される、物を見てそこから情報を読み取る能力の事です。これがうまく機能しないと、本を読んでいても次の行がどこにあるかすぐに見つけられないといった問題が発生し、学習にも影響が出てきます。

  • 音と文字の結びつきが弱い
  • 文字の形を思い出すのが苦手
  • 数の抽象的概念が理解できない
  • 一時的な記憶システムがうまくはたらかない
  • 手先がとても起用
  • 情報の処理速度が極端に遅い
  • 眼球運動がスムーズにいかない

運動療育に参加する事で必然的に眼球運動を高頻度でおこなう為、楽しみながらも見る力がつき、これらの障害が改善される可能性があります。運動療育は脳の機能的な発達を促すものですが、効果はそれだけではありません。 実際に体を動かすことで、筋肉など身体的な発達も促されます。そのほか、体が丈夫になって風邪をひきにくくなったり、バランス感覚が身に付き、柔軟性も向上することでケガをしにくくなったりという効果もあります。 こういった効果性を発揮していく為には継続的な療育が欠かせません。



五感を育む運動療育

新五感とは…

  • バランス覚(前底覚、傾きや揺れ、スピードなどを感じる感覚)
  • ボディ覚(円有覚、力加減、運動コントロール、情緒の安定などに関係する感覚)
  • タッチ覚(能覚、皮膚を通して感じる感覚、情緒安定、防衛する働き)
  • 聴覚
  • 視覚

のことを言います。これからの感覚が様々な遊具や運動遊びにより育まれ、将来的な学習、社会性などの能力の獲得につながります。「新五感」が身につくことで、姿勢や、器用さ、言語、発達などの感覚統合の段階を踏むことになり、発達に向けた土台作りとなります。これからのことも、運動療育の重要な狙いとなります。 前述のように、新五感を育むことは将来の社会性、学習能力の発達につながる重要な要素になります。定型発達の児童とは異なり、発達が気になるお子さんは、この感覚のバランスが均等になっていないことがあるとされています。 それに対し、日常生活にはない動きを取り入れることにより、脳の「前庭覚」や「固有覚」を育てることも重要です。

当社の導入する遊具(株式会社アネビー製(現在はぐんぐんのみ)などが、脳の中での感覚統合を促します。例えば、発達の気になるお子様は、力のコントロールができずに、強くなりすぎたりすることがあります。これを、言葉で注意するなどして、 意識して変えるということではなく、上記の感覚に訴えかけていく運動をすることで、発達を促すことが重要となります。 また、感覚が過敏な子、反対に鈍感な子に対しても、感覚刺激のコントロールをすることにより、その子の気になる行動を軽減したり、本人が嫌な刺激を回避する方法が身に付いたりすることにつながっていきます。

放課後デイサービス各施設への
お問い合わせはこちら